側湾症
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西船のケンブリッジ飛鳥こと院長の杉野です!!
今月は皆さまも一度は耳にしたと思う「側湾症」についてです。
最近は、学校の身体測定で側湾症を検査するようですね!
当院にも側湾症と診断されたお子さんの来院が増えています。
突発性の後天性側湾症がもっとも多く、神経筋疾患を伴うものには、ポリオや筋ジストロフィーといったものもあります。
特発性側湾症は思春期型が多く、女性の多くは右胸椎側湾です。
心臓をさける変形立位で足を前後、交差させて前屈位をとるストレッチ体操がよいとされます。
診断のポイントは、「尾骨を中心に側湾時、頭部が仙骨上にあるかどうか」「左右の肩の高さ」「両肩甲骨の高さ、位置」「前屈時、背中の盛り上がりの比較」など。
治療は肩・背中・腰に関わる筋肉のバランスを整え、運動療法などを行います。
運動療法は、息を吐きながら両手を前に出して前屈。
そして、舟をこぐように両手を手前に引きつける。
これを10回1セット、朝昼夜と3セットずつ行います。
当院は多くの側湾症患者さんを診てきましたので、ご不明な点はなんでもご相談ください!!
側湾症にならないための生活指導も行っております。