緑茶・紅茶で健康維持
こんにちは!院長の杉野です!
今月は暑い時にスッキリした飲み物、緑茶と紅茶について書きます。
【緑茶】…
日本の食生活になくてはならない緑茶は、健康維持に効果抜群の飲み物です。
また、製造過程で発酵させないので、旨みや渋み、香りなどの繊細な味わいが楽しめます。
渋味はカテキン(風邪やガン予防・脂肪や糖分の吸収を抑える)、苦味はカフェイン(眠気防止・疲労回復・利尿作用)、うま味はテアミン(血圧降下作用)によります。
皮膚や粘膜を保護するビタミンC、高血圧予防に役立つカリウム、骨を丈夫にするカルシウムやマグネシウムも豊富です。
茶葉に含まれる食物繊維は、便秘改善や大腸ガン予防にもなります。
おいしい飲み方は、煎茶は、茶葉5gに70~80℃の湯を100cc入れ、1分おきます。
玉露は約60℃の湯、番茶やほうじ茶は熱湯で淹れましょう。
茶殻はふりかけや天ぷらの衣に再利用できます。
【紅茶】…
紅茶は、茶葉を陰干しにしてから発酵させたもので、強力な抗酸化作用があります。
紅茶はビタミンCを含まない代わりに、カテキンの分子が2つ結びつき、テアフラビンという紅茶特有の赤い色素に変化します。
テアフラビンは風邪やインフルエンザ、ガンの予防に役立ちます。
また、コレステロール値や血糖値を下げる効果もあります。
紅茶には緑茶より豊富なカフェイン、カテキンが含まれ、生活習慣病の予防効果が期待できます。
紅茶の淹れ方は、
①茶葉の大きさによって蒸らす時間を変えます。茶葉の大きなダージリンは約5分、茶葉の小さなセロインは約3分を目安に。
②温めたポットに茶葉を入れ、熱湯を注ぎます。空気が混じったお湯ほど、紅茶を色濃く、おいしく抽出できます。